7/16 品質保証研究会の
機能性表示食品のセミナーに
多くの方にご参加いただき
ありがとうございました。
ご一緒した筑波大学の江面先生の
「ゲノム編集による高GABAトマトの開発」
の話は、とても勉強になりましたねー。
これからの機能性表示食品の主戦場は、
「生鮮食品」
こういう高機能生鮮がいろいろ出てきそうです。
さて、私は、
アイスクリーム、ケーキは、
がん患者さんに食べさせない方がいい
と常々言っています。
理由は、
がんは糖分をエネルギー源とし、
体温の低い環境で繁殖するからです。
これは、
私が勝手に言っている説ではなく、
元京大教授で、末期がん治療のエキスパート
白川太郎先生から教えてもらったもので、
ノーベル賞をとった
「ワールブルク効果」といいます。
がん細胞は、解糖系ATPを利用し、
ミトコンドリア系ATPを利用しないのです。
でも、わりとちゃんとしたお医者さんでも
知らない方が多いです。
Youtubeで有名なザ標準治療のある医師は、
「糖分は、がんのエサにならない!
そんなエビデンスはない!
胃がんステージ4になったら、
(生存率は、永くないのだから)
好きなもの、値段の高いものを食べ、
残りの人生を有意義に過ごすべき」
とセミナーで話しています。
まさに、甘い誘惑。
そんな糖分OKドクターが、
青くなりそうな研究発表が
フランスからありました。
果汁飲料を含む砂糖入り飲料を
1日あたり100ml(コップ0.5杯)多く
摂取することで、
全体的ながん発症リスクが18%上昇!
乳がんではリスクが22%上昇!
するというショッキングなもの。
「砂糖入り飲料の摂取
がん発症リスクと関連 仏研究(2019/07/12 AFP)」
英語論文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31292122
ほらね!
今の日本は、砂糖天国
↓
女性は甘いもの大好き
↓
乳がん、子宮がんが増えてる?
という私の仮説、当たっているかも。
この研究調査は成人10万人余り、
平均年齢は42歳、女性の割合は79%。
最長で9年にわたる追跡調査を行い、
砂糖入り飲料の1日の消費量と
試験参加者のがん発症件数の関連を調べたそうです。
すごい根性のある調査です。
是非、日本でもやって欲しい研究です。
100%果汁のフルーツジュースでも、
要注意。
この調査によると、
100%果汁のフルーツジュースに
含まれる砂糖の量は、100mlあたり10.3g、
それ以外の砂糖入り飲料は、10.7g
とほぼ同等だったそうです。
ブドウ糖って言うくらいですから、
果糖でも、砂糖は砂糖なんですね。
ですから、
冷え症の若い女性や
がんができてしまった患者さんは、
アイスクリームやケーキを
食べない方がいいと思うんです。
タバコや、運動不足ばかりが、
がんの原因として槍玉にあげられますが、
実は、
「砂糖」が一番ヤバイと思います。
でも、
マスコミも、政府も
こういうニュースは流しません。
清涼飲料水の会社さん、
アイスクリーム会社さんは、
大切な広告主、資金源ですから・・・
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