【遺伝子】NHK「人体2」スタート!食品の機能性は遺伝子が関与?

花粉症、尿酸抑制の食品解禁!

 

関与成分不明なエキスは?

 

機能性表示食品の

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https://www.kinoken.org/

 

 

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令和となったGW

いかがお過ごしですか?

 

 

ミトコンドリアのミトちゃんによると、

適度な運動は、疲労回復効果があるそうです。

 

 

運動嫌いな私は、オフィスで、

疲労回復効果のある

還元型Co-Q10のグミを食べつつ

 

 

臨床試験の報告書を書いたり、

 

Youyube用の動画を編集したり、

 

しています。

 

 

さらに、

 

「新しく統合医療の病院を作る」

 

ビッグ・プロジェクトの企画書を

 

うーん、うーん

唸りながら書いています。

 

 

そんな病院企画の参考になるかもと

期待しているTV番組がスタートします。

 

 

NHKスペシャル「人体2」です。

 

https://www.nhk.or.jp/kenko/jintai/

 

 

5/5(日)21時スタート。

 

司会は、おなじみの

タモリさんとiPSの山中先生

 

 

今回のテーマは、最も旬なテーマ

 

「遺伝子」です。

 

 

遺伝子に関しては、

20年前の「人体シリーズ」でも扱っていた内容。

私は、DVDを買って、愛読?しています。

 

 

今回は、20年も経過し、さらに

大きく進化した内容となることでしょう。

 

 

 

さて、

放送の一部内容が、紹介されていましたが、

 

https://www.cancer-news.biz/

 

 

その内容が、

あまりも衝撃的だったので、

簡単にご紹介します。

 

 

まず、

 

今知られているDNA配列の中で、

情報を持っている遺伝子は2%で、

 

残りの98%は「ゴミ」だと思われていたが、

 

 

でも、実は、この98%が、

2%の遺伝子を制御している。

 

 

ここまでは、

 

「98%もあれば、そうかもね」

 

という感じですが、

 

 

 

一番びっくりしたのは、

 

 

カフェイン分解能が高いDNAを持つ人は、

コーヒーを一日2杯以上飲むと、

心筋梗塞のリスクが3分の1まで下がる。

 

 

逆に、

極端にカフェイン分解能が低いDNA持つ人では、

心臓に負担がかかってしまう可能性がある。

 

 

という内容です。

 

 

これって、

 

機能性表示食品の臨床試験をしている、

私のような職業の人間からすると

 

 

「えらいこっちゃ!」

 

 

となります。

 

 

 

現状の臨床試験では、

 

被験者を40~60代の男女で、

血圧がやや高めの人を集めて、

 

カフェイン入りのコーヒーと

 

カフェインなしのコーヒー

(プラセボ)を

 

12週間、毎日飲ませて、

 

 

さあ、

 

血圧や身体機能はどう変わるか?

 

という試験をしています。

 

 

プラセボありの臨床試験なので、

 

グレードとしては、

非常に高い試験方法ですが、

 

 

このNHKの内容が本当だとすると、

(たぶん、本当ですよね、当然)

 

さらに遺伝子検査をして、

A遺伝子ありとなしでも分類し、

 

 

1) カフェインあり、A遺伝子あり

 

2) カファインあり、A遺伝子なし

 

 

3) カフェインなし、A遺伝子あり

 

4) カフェインなし、A遺伝子なし

 

の4群で、比較試験をしないと、

 

カフェインの正しい効果は分からない。

 

 

ということが言えます。

 

 

現状の機能性表示食品やトクホでは、

ここまでは求められていませんが、

 

 

がんの医薬品では、

遺伝子変異に対応した薬が

登場していますので、

 

 

 

将来的には、

 

遺伝子解析をしていない

食品、医薬品の臨床試験論文は、

 

すべて「ゴミ」扱い

 

となる可能性があるかも

と思った次第です。

 

 

遺伝子、医薬品、機能性表示食品

 

かなり近づきつつあるような気がします。