アメリカNYに来ています。
日中は、真夏を思わせる天気の良さ。
乗ったタクシーの運転手さんは、
「日本、コロンビアに勝ったね!」
といきなり、まさかのサッカーネタ。
「Uberに仕事取られて大変だよ」
とこぼしていました。
バングラディッシュ出身という運転手さんは、
トランプの移民規制をとても心配していました。
テレビでも、連日
メキシコからの不法移民の親子が
国境施設で、引き裂かれて収監されているのは、
人道的に問題だとのニュースが流れています。
でも、
日本に、中国、北朝鮮、ミャンマーなどから
移民親子が大量に押し寄せ来たら、どうする?
と真剣に考えてしまいます。
アメリカは、トランプの経済政策で、
非常に潤っているようです。
アメリカのお隣り、カナダも、
経済に大きな影響を与えそうな
政策が発表されました。
10/17から大麻が解禁される法案が
可決されたからです。
これによってカナダの合法大麻市場は、
2020年までに65億ドル(約7200億円)
になるとの予想も出ています。
アメリカでは、ほとんどの州で、
医療大麻は解禁されており、
嗜好用大麻も、カリフォルニア州や
一部の州で解禁されていますが、
カナダは、一足先に、国をあげて、
全面解禁です。
WHOも、大麻成分CBDのてんかん、ALS、
がん疼痛などへの治療効果を認めており、
この6/4-7 スイス・ジュネーブで行われた
「医薬品依存に関する専門委員会」(ECDD)では、
CBDを危険薬物カテゴリーから外すための
議論がされていました。
http://www.who.int/medicines/en/
カナダの大麻解禁も、このWHOの動きを
受けてのものと予想されます。
たばこ産業擁護のため、
飲食店の禁煙程度の問題で、
「あーだこーだ」と無駄に
時間をかけている日本とは大違い。
「たばこは、がんになるんでしょ。
だったら、健康被害の少ない大麻にすれば?」
というのが、世界的な流れのようです。
私のところへも、CDB製品の合法な輸入方法や
CBD/THCの成分分析依頼が増えています。
https://www.rctjapan.org/anti-doping/
WHOから正式にCBD解禁の勧告があったら、
日本政府はどうするんでしょうね?
まさか、無視するわけにもいかないでしょうし。
移民も、CBDも、悩ましい問題です。