機能性表示食品検定協会
会長の持田騎一郎です。
また今日も謝罪広告が出て、
8社目となった
葛の花の機能性表示食品
当たって欲しくない予想が、
的中してしまいました。
本日(10/3)の日経新聞に、
また、
葛の花の機能性表示食品の
謝罪広告が掲載されたのです。
それは、
ハーブ健康本舗(福岡)
「シボヘール」です。
https://www.sukkiri-life.com/lp/pcsbh-gl/s300/
9/23 やまちや
9/30 ECスタジオ、ありがとう通販
と立て続けに、謝罪広告が出て、
まだまだ出るのでは?
と予想していたことが起きました。
これで、
葛の花の機能性表示食品の
謝罪広告を出した会社は、
5/31 スギ薬局
6/9 テレビショッピング研究所
8/1 日本第一製薬
8/30 ニッセン
と合わせて、
計8社となりました。
(抜けてる会社あれば、教えてください)
葛の花の機能性表示食品は、
43製品あります。
「ごめんなさい」をした会社の
製品には、ある共通点があります。
それは何か?
謝罪広告を出していない会社でも、
まだまだ、危ない会社もあります。
そこは、どこか?
あのスーパー大企業の
子会社も射程距離内です。
その会社も当然、
消費者庁とやりとりをしているはず。
そこが、謝罪広告を出したら、
かなりのインパクトがあります。
*****
もう少し、業界裏話をします。
今回、謝罪広告を出した
ハーブ健康本舗社長の永松さん、
4年前、前職の薬事コンサル会社
(薬事法ドットコム)にいた時に、
機能性表示食品のご説明のため、
何回か福岡に行き、お会いしましたが、
朴訥とした面白い社長さん
だった印象があります。
もともとは、
ラーメン屋さんをしていたとか。
「モリモリスリム」
いかにも効きそうなネーミングの
便秘商材が大ヒットし、
売上30億円を超える
企業に急成長しました。
便秘とくれば、ダイエット。
商品ラインナップを拡大するなかで、
2014年9月に、
「カロピタスリム」という
ダイエットサプリの広告で、
景表法の措置命令を
受けてしまいました。
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/140919premiums_1.pdf
この教訓があったので、
永松社長は、
機能性表示食品の勉強をし、
いち早く対応していたのですが、
残念ながら、消費者庁からは、
「広告がオーバートークだ」
として、指導を受け、
措置命令前の謝罪広告と
なってしまったようです。
(新しい行政指導のスタイルです)
行くも地獄、
帰るも地獄
ダイエット商材は、
もう少し頭とお金を使わないと
危なくて売れません。
逆に、がんばれば、
ライバルが脱落しているので、
刈り取れるジャンルともいえます。
次世代のダイエット
薬事通販コンサルもご相談ください。