【大麻/ドーピング】日本初!「ヘンプオイル」の違法成分検出

RCTジャパンの持田です。

 

 

ヘンプオイルってご存知ですか?

 

リラックス効果がある、

デトックス効果があるということで、

 

モデルの道端アンジェリカなど、

セレブの間でも人気の商品です。

 

http://top.tsite.jp/news/woman/o/25823872/index

 

 

ヘンプとは、麻。

 

 

麻から精製された油が、

ヘンプオイルです。

 

 

でも、麻(ヘンプ)は、

イコール「大麻」です。

 

 

 

麻の服も、

 

お盆で使う「おがら」も、

 

神社のしめ縄も、

 

全部、「大麻」です。

 

 

ただ、

法律的に、規制されていない

「大麻」だからOKなのです。

 

 

ご存知のように、

 

「大麻」は、大麻取締法で、

規制されています。

 

 

その定義は、

 

「「大麻」とは、大麻草

(カンナビス・サティバ・エル)

及びその製品をいう。

 

ただし、

大麻草の成熟した茎及びその製品

(樹脂を除く。)

 

並びに大麻草の種子及びその製品を除く。」

 

 

つまり、

 

麻の茎と種子は、OKなのです。

 

でも、茎の「樹脂」は、NGです。

 

 

ヘンプオイルは、茎または、

実から作られているので、

法律上はOKとなっており、

普通に、輸入されています。

 

 

しかし、警察の取り締まり

実態としては、

 

落ち着き効果のある成分

「CBD」は、OKで、

 

ハイになる成分

「THC」は、NG

 

という状態になっています。

 

 

ちなみに、スポーツにおける

アンチドーピングでは、

 

当初は、CBDはOKでしたが、

 

今は、CBD、THC、どちらもNGです。

 

 

そんな微妙なポジションの

大麻由来のヘンプオイルですが、

 

 

弊社が分析したところ、

 

ネットや、店頭で、普通に買える

アメリカ産の一番有名な

ブランドのヘンプオイルから、

 

ハイになるTHCが検出されました。

 

市販ヘンプ商品における

大麻成分の定量測定は、

たぶん、日本初です。

 

http://www.kenko-media.com/health_idst/archives/6113

 

 

つまり、法律上はOKだが、

取り締まり実態としては、

NGとなります。

 

 

 

簡単に言うと、

 

市販のヘンプオイルには、

違法成分のTHCが入っている

可能性が高く、

 

使用すれば、ハイになり、

 

所持していれば、逮捕される

可能性があるわけです。

 

 

ちなみに、

 

国産ならいいかというと

そうでもなさそうで、

 

ヘンプオイルを販売していた

鳥取・智頭町の栽培農家の

上野俊彦氏は、逮捕されました。

 

https://asianet.jimdo.com/%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%99%BA%E9%A0%AD%E7%94%BA-%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB/

 

 ↑↑↑

 

逮捕された上野俊彦氏と

すごい人が、ツーショット!

 

 

どうぞ、ご注意ください。

 

 

*****

 

 

なんで、弊社が、

 

ヘンプオイルの

成分分析をしたのか?

 

というと。

 

 

機能性表示食品がらみです。

 

 

ヘンプオイルは、

 

極度な緊張状態を緩和する

効果があるので、

 

機能性表示食品にできないか?

 

 

と3年前に相談されたのが、

きっかけです。

 

 

機能性表示食品にするには、

 

ご存知のように、

 

機能性関与成分が分ること、

 

それが定量測定できること、

 

が必須になります。

 

 

ヘンプオイルの機能性関与成分は、

CBDだと分かっていましたので、

 

 

CBDを測定できますか?

 

と、無邪気に、

 

日本食品分析センターに

聞いたところ、

 

答えは、NO!

 

 

なんで?と聞くと、

 

大麻取締法の関係があるから

という理由でした。

 

 

そこで、

いろいろ調べたところ、

 

当時は、

警察か、税関しかできない

と分かりました。

 

 

つまり、日本では、

一般食品の大麻成分はもちろん、

 

それを含むアンチドーピング分析すら

民間組織では、できないこととが分かりました。

 

 

なぜなら、ドーピング禁止成分の

ほとんどが、覚せい剤だからです。

 

 

そこで、海外の分析機関を

あれこれ調べて、ようやく、

 

大麻や、アンチドーピングの検査が

できる分析機関が見つかりました。

 

 

そこで、食品のアンチドーピングの

検査代行事業を立ち上げるに至りました。

 

https://www.rctjapan.org/anti-doping/

 

 

 

そんなこんなしているうちに、

 

機能性表示食品の相談をしてきた

会社は事業を止めてしまいましたが、

 

 

その一方で、

大学の研究機関や、化粧品メーカーから、

大麻成分の分析ができないか?

 

との問い合わせが増えてきました。

 

 

そこで、

自社試験として、初めて、

 

大麻成分だけに特化した定量成分分析を

アメリカの分析機関に依頼したところ、

 

有名ブランドのヘンプオイルから、

 

合法なCBDだけでなく、

 

違法なTHCまで検出された

 

という話です。

 

 

ちょっと、衝撃!

 

 

今回の分析結果を厚労省に確認すると

 

「大麻取締法違反でしょ」

 

との見解。

 

 

つまり、

 

「逮捕されるよ」という意味です。

(こわいよ~!)

 

 

今回の分析は、万一に備えて、

 

アメリカで購入し、

アメリカの機関へ直送し、

分析しました。

 

 

結果、

 

その万一になってしまいました。

 

 

ですので、市販ヘンプ商品における

大麻成分の定量測定は、

弊社が日本初です。

 

 

 

ちなみに、

アメリカの一部の州は、

大麻は全面解禁されていますし、

 

カナダでも、近々、国として、

大麻を解禁しますので、

 

やがて、日本もそうなると

思いますが、

 

 

でも、良い子の日本国民は、

まだ、真似しないようにしてくださいね。