6年目の311が過ぎました。
「臨床宗教師」というものをご存知ですか?
簡単にいうと、末期(死ぬ前)の緩和ケアを
してくれる宗教家のことです。
緩和ケアの医師ではなく、宗教家です。
(医師の資格を持つ、宗教家の方もいます)
宗教家で、僧侶や牧師、新宗教の教師など
特定の宗教に限らないのが特徴です。
6年前の東北大震災のあと、
医師の岡部先生が提唱し、
2012年から東北大学で、
の養成講座がスタート。
現在は、8つの大学で養成講座があり、
200名以上(2016年)の臨床宗教師がいるそうです。
http://www.sal.tohoku.ac.jp/p-religion/sicj/sicj_top.html
WHO(世界保健機関)によると、
命を脅かされる状態にある患者の痛みは、
4種類あると定義しています。
1、身体的苦痛
2、精神的な苦痛…不安、うつ
3、社会的な苦痛…仕事、お金
4、スピリチュアルな苦痛
…死の恐怖、死生観の悩み
1や身体的苦痛や2の精神的な苦痛は、
医療関係者が主にケアに当たります。
3の社会的な苦痛は、
ソーシャルワーカーなどが相談に乗ります。
しかし、4のスピリチュアルな苦痛、
死の恐怖や死生観の悩みについては、
対応できる専門家は日本には
ほとんどいませんでした。
これに対応しようと始まったのが、
臨床宗教師の養成です。
末期がんの学会にかかわるようになると、
http://jscsf.org/
ほとんどの患者さんが、
死を目前にした方ばかりなので、
本人、および、家族の心ケアをどうするのか?
ということも、問題になってきます。
でも、近くに、
臨床宗教師がいない場合、どうればいいか?
やはり、同じ病気「がん」になった方の
話を聞くのが一番いいと思います。
何に、悩んでいるのか?
どうしたら苦しみを緩和できるのか?
家族は知っているが、
本人に告知をするタイミングは?
などなど。
たとえば、
TBSラジオの「がんの学校」という番組が、
がんと向き合うワークショップを
3/25(土)に都内で開催します。
今回の対象は「前立腺がん」だけです。
つまり、男性患者とその家族です。
前立腺がん患者さん、
患者さんの家族が参加し、
がんとの向き合い方を語る会です。
面白い試みだと思いますので、
ご興味ある方は、下記をご覧ください。
https://www.astellas.com/jp/corporate/information/cancer/school/special/
*****
末期のこころのケアではありませんが、
普段の心のストレスを感じている方は、
こちらをどうぞ。
おなじみの
「仕事帰りのリトリート」ですが、
今回は、3/31(金)の
プレミアム・フライデーに送る
「プレミアム・バージョン」です。
https://peraichi.com/landing_pages/view/bizretreat5
セミナーは、プレミアム講演!
『なぜ、一流の人は「疲れ」を
翌日に持ち越さないのか』
(ダイヤモンド社)
などが、トップランク入りする
医師でもあり、医療経営コンサルでもある
ハイ英洙(ハイ・エイシュ)先生が登場!
https://www.facebook.com/bae.youngsoo?fref=nf
今や講演会に、
2,000人(!)も集まってしまうそうです。
がっつり働くと
避けては通れない「疲れ」の話、
翌日に持ち越さないための習慣、
眠り方をお話いただきます。
さらに、実践編として、
「仕事帰りのリトリート」の
レギュラー講師陣も勢ぞろい!
ヨーガ講師・今村翠さんは、
「疲れを癒やすマインドフルネス呼吸法」を、
上級睡眠改善インストラクターの
安達直美さんは、
「疲れを取る寝具の選び方」を、
理学療法士でパーソナルトレーナーの
福田潤さんは、
オフィスやリビングでできる
「抗疲労コンディショニング法」を
レクチャーしていただきます。
セミナーの後は、お待ちかねの交流会!
ご近所の大使館の方や美食家が通うという
「ケンコウバル・サルー」 竹内シェフが、
小豆島リトリート風ケンコウ料理と
ドリンクのプレミアムメニューを
用意してくれます。
さらに、ご希望の方には5分間の
PRタイムを設ける予定です!
会社の宣伝、婚活、就活なんでもOK!
面白そうです~
日時:2017年3月31日(金)プレ金!
17:50~ セミナー
18:20~ 交流会&お食事タイム
会場:乳房再建センタービル
東京メトロ「半蔵門」駅から徒歩4分
参加費:セミナーのみ 3,000円
交流会のみ 5,000円
セミナー+交流会 7,000円
当日、会場にて現金精算させていただきます
ご予約は、こちらから。
https://peraichi.com/landing_pages/view/bizretreat5
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